私たちは、暑さや寒さから、体温を適切な状態に維持するために、そして、外部からの接触で身体に傷を負わないように保護するために、服を着ます。そして、デザインや色合いなどファッションとして、楽しみとしても衣服をまといます。
しかし、基本的には衣服は身体を守るためのものでありながら、時には身体に負担をかけていることがあるのです。
■身体を締め付ける
もっとも影響が心配されるのが、身体を締め付けることです。
身体を締め付ければ血行が悪くなるということですが、それだけでなく、わずかな力であってもイネイトの流れを大きく阻害することがあるのです。
具体的には、
男性の場合:パンツのゴム、ワイシャツの首回り、ベルト等
女性の場合:ボディスーツ、ブラジャーやストッキング等
衣服を脱いだときにホッとするようなものは、それだけ、身体に負担を強いているということです。そういう場合には、もっとゆるいゴムに替えるとか、ボタンをひとつ緩めるとかしましょう。
■履物について
靴も非常に影響があります。幅の狭い靴、踵が高いもの、つま先が細くなって親指や小指が内側に曲がるものがほとんどですから気をつけましょう。
土踏まずのパッド、いぼいぼのある中敷きや健康サンダルは身体に負担をかけるので使わないようにしましょう。
■磁気を帯びたもの
健康に良いということで、磁石を使った商品が多く出回っていますがお勧め出来ません。強い磁力は身体にとって不自然な刺激となり悪影響を及ぼします。
(磁気ネックレス・ブレスレット・磁気治療器・電池式腕時計等)
■アクセサリー類についての注意
アクセサリーは、重いものであればそれだけ負担になりますし、
金属のものは、その性質上、磁性をもつ事があります。
アクセサリーは、出来れば控えることをお勧めします。
特に、きつい指輪やピアス、カチューシャ、ヘアバンドは負担が大きいので止めましょう。
■素材に注意する
化学繊維の衣類が多くなってきましたが、100%天然素材のものを選びましょう。自然素材の綿やシルク、ウール100%のものは身体に優しく細胞がリラックス出来るのです。また、抗菌加工、防ダニ加工したものは、ご注意下さい。
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