日常生活のアドバイス

健康で快適な生活のために

 人間の身体は素晴らしい生命エネルギーを持っています。この生命エネルギーは心身を正常に保ち、快適に働かせてくれます。
 しかし、現在は水や空気は汚れ、食物は農薬や合成添加物などで侵され、電磁波が人間の身体を通過するような世の中になっています。その速度は増すばかり。また、社会が複雑に発展していく中、様々な情報が飛び交うようになりました。今では情報過多となり、それ自体がストレスを招いています。このような現代社会の状況が人間に与える悪影響は計り知れないものとなっています。
 そこで、健康で快適でいるためには、どのようなことを心掛ければいいか考えてみましょう。

ちょっとしたことが、大きな負担になっているかも?

「この程度は身体に大丈夫だろう」と思っているちょっとしたことが、貴方にとって大きな負担になっていることがあります。
 当てはまる項目があれば、それらを改めるだけでも、随分と身体に対する負担を減らし、体調は徐々に良くなっていくことでしょう。
 私たちの身体は、自然に基づいた生活がもっとも適応するのです。知らず知らずのうちに、自然から遠ざかっていた生活習慣を見直しましょう。

イネイトは力強いものであり、繊細なものでもある

 内なる自然の叡知“イネイト”は、現代科学の常識では考えられないほどの力強い働きをしますが、その反面、ちょっとした事で、その働きが微弱になることのある、とてもデリケートなものです。
 まさに、人間が開発という名目で大自然に人工的な手を加えることで、あっという間に美しい自然が滅んでしまうことがあるのと同じように、イネイトは繊細で、ちょっとしたことで低下することがあるのです。
 イネイトが本来の流れを取り戻せるように、イネイトの働きを阻害しないようにするには、どういう点に注意すればいいのか、日常生活のアドバイスをご紹介させていただきます。是非、ご自身のかけがえのないイネイトを大切にしてください。

衣食住について

緑のタイトルバーをクリックすると詳細アドバイスが表示されます。

 私たちは、暑さや寒さから、体温を適切な状態に維持するために、そして、外部からの接触で身体に傷を負わないように保護するために、服を着ます。そして、デザインや色合いなどファッションとして、楽しみとしても衣服をまといます。
 しかし、基本的には衣服は身体を守るためのものでありながら、時には身体に負担をかけていることがあるのです。

身体を締め付ける

 もっとも影響が心配されるのが、身体を締め付けることです。
 身体を締め付ければ血行が悪くなるということですが、それだけでなく、わずかな力であってもイネイトの流れを大きく阻害することがあるのです。
 具体的には、
男性の場合:パンツのゴム、ワイシャツの首回り、ベルト等
女性の場合:ボディスーツ、ブラジャーやストッキング等
 衣服を脱いだときにホッとするようなものは、それだけ、身体に負担を強いているということです。そういう場合には、もっとゆるいゴムに替えるとか、ボタンをひとつ緩めるとかしましょう。

履物について

 靴も非常に影響があります。幅の狭い靴、踵が高いもの、つま先が細くなって親指や小指が内側に曲がるものがほとんどですから気をつけましょう。
 土踏まずのパッド、いぼいぼのある中敷きや健康サンダルは身体に負担をかけるので使わないようにしましょう。

磁気を帯びたもの

 健康に良いということで、磁石を使った商品が多く出回っていますがお勧め出来ません。強い磁力は身体にとって不自然な刺激となり悪影響を及ぼします。
(磁気ネックレス・ブレスレット・磁気治療器・電池式腕時計等)

アクセサリー類についての注意

 アクセサリーは、重いものであればそれだけ負担になりますし、

金属のものは、その性質上、磁性をもつ事があります。
 アクセサリーは、出来れば控えることをお勧めします。
特に、きつい指輪やピアス、カチューシャ、ヘアバンドは負担が大きいので止めましょう。

素材に注意する

 化学繊維の衣類が多くなってきましたが、100%天然素材のものを選びましょう。自然素材の綿やシルク、ウール100%のものは身体に優しく細胞がリラックス出来るのです。また、抗菌加工、防ダニ加工したものは、ご注意下さい。


毎日欠かせない、私達の楽しみでもある食事について考えましょう。
 まず食べ過ぎないように、腹八分目にしましょう。
 玄米菜食が理想ですが、基本的には和食、旬のもの、産地に近い食べ物を摂るのが良いでしょう。そして、夏の産物や、南方の物は身体を冷やし、冬の産物や北方の物は身体を暖める性質があります。

食事について

・夕食を早い時間にして、量も軽めにしましょう
・油もの・動物性の食品を少なめにしましょう
・添加物(防腐剤、香料、着色料)の入っていないものを選びましょう(カップメン、ポテトチップ、スナック菓子など)
・糖分の過剰摂取は身体のバランスを崩しますので、出来るだけ控えるようにしましょう(菓子類、ケーキ、ジュース、果物など)
・化学調味料を使わないようにしましょう
・イースト、イーストフードを使用したパン・食品は避け、天然酵母のパンにして下さい
・牛乳およびヨーグルトなどの乳製品は、日本人の体質にはあいませんから、控えるようにしましょう(カルシウムは、小魚や、緑黄色野菜で摂取するのが理想的です)
・よく噛んで、味わって、食べるようにしましょう

薬について(漢方薬も含む)

 (病院などで処方されたものは別ですが、薬局などでご自身の判断で購入した薬が対象になります)
 薬とは、体内で化学反応を起こすもので、毒を持って毒を制すという言葉があるように、まさに毒物といえる側面があるのです。薬の過剰な摂取、乱用には要注意です。
 急に止めるとショックがありますが安定期になると不要になります。

健康食品・ビタミン剤

 加工された健康食品は、体質的に合わない方も多くいます。
 ほとんどの場合、栄養補給は、日常の食事で充分ですから必要ないことがほとんどです。
健康食品・ビタミン剤よりも、日常の食事で、穀物と季節の野菜を中心にして腹八分を心がけることのほうが良いでしょう。

嗜好品について

 煙草は“百害あって一利なし”。
 99%身体に合う人はいません。
この機会に出来るだけ、本数を減らすか、できればお止めになられてはいかがでしょうか。


寝具について

布団の硬さ、枕の高さは、個人差があります。
自分自身で本当に寝心地が良いかチェックしてみましょう。
健康法による骨格の歪みの変化と共に、ご自身に合う布団の硬さや枕の高さが変わってくることもあります。
枕は基本的に低いほうが良いので、徐々に低くしていってください。
なお、素材はやはり、天然素材の物を使いましょう。(布団=綿・ウール・シルク・羽毛、 枕=綿・パンヤ)
磁石入りや、イオン発生の布団、冬場の電気毛布は使用しないで下さい。

電気製品について

電気が流れると、周囲には電磁波が発生します。
エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ等はアースをとるようにしましょう。テレビは画面を見ていなくても、スイッチが入っていると有害な放射線が出ています。
電子レンジ、携帯電話、コードレス電話は、磁力が強いので使用は控えめに。電気カーペットもお薦めできません。

化粧品について

石油、石炭から作られた化学製品、特に口紅は、粘膜吸収されやすいので、天然素材のものを使うようにしましょう。香水を含めて、香りの強いものは鼻咽腔を刺激しますので、控えるほうが良いでしょう。

入浴について

症状がある場合、入浴中や入浴直後は局所の血行が改善され、痛みやこりが軽くなることが多いのですが、ほとんどの場合、後で悪化します。特に症状が強いときの入浴は避けましょう。放射線(ラドン、ラジウム等)の温泉も避けましょう。また、呼吸器の弱い方は、硫黄泉も避けるとよいでしょう。